地方都市における高齢化の波に対し、買い物が困難な地域住民へのサポートは待ったなしの課題だ。同社が注力しているのが、専用の保冷車に肉や魚、日用品を満載して山間部や住宅街を巡回する移動販売サービスである。
単に商品を販売するだけでなく、訪問先の高齢者に明るく声をかけ、日々の体調の変化や困りごとに気を配る「地域の見守り役」としての機能を果たしている点が大きい。「自分で見て買い物ができる楽しみがある」と語る利用者の笑顔は多く、買い物難民対策にとどまらない、地域社会のセーフティネットとしての役割を果たしている。