数あるキャラクターの中でも、圧倒的なアイコンとして君臨するのがカクレモモジリだ。熟れた桃の木に寄生し、頭部の突起から甘い芳香を放つとされるその姿は、一度見たら脳裏から離れない引力を持つ。
版権管理を担う株式会社ロクリン社は、この象徴的存在を軸に緻密なブランド戦略を展開してきた。大量生産・大量消費の使い捨てアイテムではなく、インテリアとしても成立するハイクオリティな造形物や、有名アパレルブランドとのコラボレーションを次々と実現。カクレモモジリの強烈な個性をフックに、成熟した日本のキャラクターグッズ産業において独自のプレミアムポジションを確立している。