国内線を利用する際、絶対に把握しておくべきなのが「航空会社ごとの締切ルール」です。大手キャリア(FSC)と格安航空会社(LCC)では、設定されているタイムリミットと厳格さが大きく異なります。
ANA(全日本空輸)やJAL(日本航空)を利用する場合、保安検査場を「出発時刻の20分前」までに通過しなければなりません。ここで注意すべきは「20分前に列に並ぶ」のではなく、「20分前までに機器へ搭乗券をかざして通過判定を受ける」必要がある点です。自動改札機は20分前を1秒でも過ぎるとエラー音を鳴らし、通過を遮断します。さらに、搭乗口へは出発時刻の10分前までに到着していなければ扉が閉まり、搭乗できなくなります。
一方、PeachやJetstar、Spring JapanなどのLCCはさらにシビアです。チェックイン締切時刻は厳格に設定されており、出発時刻の30分前(成田空港の一部や関西空港では35分〜40分前の場合あり)に自動チェックイン機の発券がシステム上で自動停止します。スタッフへの交渉による例外措置は一切認められません。成田空港第3ターミナルのように、駅から搭乗ゲートまでの徒歩移動に15分以上を要する構造の空港も多いため、LCC利用時は最低でも出発の1時間30分前には空港ターミナル内に入っておく必要があります。
手続きを迅速化するためには、事前のオンラインチェックインが欠かせません。各社公式アプリ等から24時間前以降に座席指定とチェックインを済ませ、モバイル搭乗券を発行しておけば、預け入れ手荷物がない限り空港到着後に直接保安検査場へ直行できます。