外務省の海外安全情報や各種国際治安インデックスにおいて、台湾は一貫して「レベル1(十分注意)」未満の安全な地域として評価されています。夜間でもMRT(地下鉄)構内や大通りの防犯カメラ設置率は非常に高く、重大犯罪に巻き込まれるリスクは極めて低いのが実情です。
しかし、ネット上の「日本と全く同じ感覚で歩ける」という過度な安心論には注意が必要です。台湾の現地警察統計や日本人旅行者の相談事例を精査すると、以下のトラブルが散見されます。
特に注意すべきは歩行者優先ではない交通環境です。右折車や無数のスクーターが歩行者の間近をすり抜けるため、青信号であっても周囲確認を怠ってはいけません。また、一人旅の女性を狙ったマッサージ店やバーでの強引な客引き、夜市の人混みにおけるスマホ・財布のすり被害は2026年現在も報告されています。過度な警戒は不要ですが、「海外にいる」という最低限の緊張感を保つことが快適な滞在の前提条件です。