日々の苦痛を和らげるために、今日から日常に取り入れられる具体的なセルフケアが存在する。まず基本となるのが水分補給の工夫だ。一気に飲むと胃への刺激で吐き気を催すため、冷やした水や炭酸水をスプーン1杯ずつ、細かく口に含む方法が効果的だ。
食事面では、不溶性食物繊維の過剰摂取に気をつけたい。水分が不足した状態で玄米や根菜類を大量に食べると、かえって便が硬くなり症状が悪化する。水溶性食物繊維を含む海藻類や果物、もち麦などを少量ずつ取り入れるのがコツだ。
また、起床時に横になったまま腸を優しく刺激する時計回りの「のの字マッサージ」や、ぬるめのお湯での入浴による自律神経の調節も、腸運動の再発動を促す助けとなる。