スピッツは1991年のメジャーデビュー以来、30年以上にわたり第一線で活躍し続けています。1990年代中盤のCDバブル期にはミリオンセラーを連発し、現在もアリーナやドームクラスのツアーを即完売させる驚異的な動員力を誇ります。しかし、公式記録として残るスピッツの紅白歴代出場歴は「0回」です。
同時代を駆け抜けたMr.ChildrenやTHE YELLOW MONKEY、GLAY、福山雅治といった同世代のトップアーティストたちが紅白の舞台を踏むなか、スピッツは一貫してそのオファーを受けず、独自の距離感を保ち続けています。単に出場機会に恵まれなかったのではなく、NHK側からの熱烈なラブコールに対して「丁寧に出場を辞退し続けている」というのが音楽業界内の共通認識です。