ジョニー・デップのキャリアを語る上で欠かせないのが、盟友ティム・バートン監督との協業です。『シザーハンズ』を皮切りに、『エド・ウッド』『スリーピー・ホロウ』『チャーリーとチョコレート工場』『コープスブライド』『スウィーニー・トッド』『アリス・イン・ワンダーランド』『ダーク・シャドウ』と、計8作品に及ぶコラボレーションを展開しました。
二人の関係性は単なる監督と俳優を超え、互いの美学と孤独感を共有するソウルメイトと評されます。現場では事前の細かな説明がなくとも、デップがバートンの頭の中にあるビジョンを即座に汲み取り、具現化していたと伝えられています。
また、大御所俳優アル・パチーノとの深い師弟関係も有名です。『フェイク』(1997年)での共演以来、親交を結ぶパチーノはデップの演出の才能を早くから見抜いており、後年の監督プロジェクトへの助言や出演を果たすなど、映画界の重鎮たちからもその芸術家肌の実直さが厚く信頼されています。