津久井匠海が多くの指導者から絶賛される理由は、単にゴール前で待つタイプのFWではない点にあります。現代のハイインテンシティなフットボールに完璧にフィットする、以下の3つの武器を持っています。
1. 相手最終ラインを恐怖に陥れるダイアゴナルラン
相手センターバックとサイドバックのギャップ、あるいは背後の広大なスペースを見逃さず、斜めに走り込むダイアゴナルランの質が極めて高いのが特徴です。一瞬の加速力で相手DFを置き去りにし、味方からのスルーパスをダイレクトでシュートに持ち込む形を得意としています。
2. 90分間衰えない前線からのハイプレスと献身性
近代サッカーにおいてFWの守備力は勝敗を分ける重要ファクターです。津久井はボール非保持時、相手GKやDFへの鋭いアプローチを何度も繰り返します。相手のビルドアップを制限し、高い位置でのボール奪取からショートカウンターへ繋げる起点として、チームの戦術的生命線を支えています。
3. ゴール前での泥臭さと多彩なフィニッシュパターン
ユース時代からの持ち味である正確な右足のシュートに加え、混戦から身体を投げ出して押し込む気迫溢れるゴールや、こぼれ球への素早い反応など、得点感覚にさらなる磨きがかかりました。難しい体勢からでも枠を捉える柔軟性を備えています。