「昭和のスポ根」という固定観念は、もはや過去のものとなった。現在のカットデザインは、ミリ単位の緻密なグラデーションと毛量調整によって見事な現代的フォルムへとアップデートされている。
全国理容生活衛生同業組合連合会の関係者も、「かつての均一な刈り上げとは異なり、現代のオーダーは一人ひとりの頭の形に合わせたカスタムメイドが主流だ」と指摘する。また、サッカー界のカリスマである本田圭佑氏が見せたような、妥協のないストイックな短髪スタイルが男らしさの象徴として定着したことも大きな引き金となった。ベリーショートというカテゴリーの中でも、無骨さとスマートさを両立できる唯一無二のポジションを確立している。