ウェザー・リポートの肉体はフロリダの地で滅びましたが、彼の遺志はジョジョの奇妙な冒険 ストーンオーシャン 結末において、神の如き力を得たプッチ神父を討ち滅ぼす唯一の希望となりました。
時を無限に加速させ、世界を一巡させたプッチ神父の究極スタンド「メイド・イン・ヘブン」。承太郎、徐倫、エルメェス、アナスイといった歴戦の戦士たちが次々と命を散らし、唯一生き残った幼い少年エンポリオ・アルニーニョは、一巡後のグリーン・ドルフィン・ストリート刑務所の幽霊部屋へと追い詰められます。
圧倒的な絶望の中、エンポリオは徐倫から託されていた「ウェザー・リポートのスタンドDISC」を自らの頭部に挿入。プッチ神父が自ら放ったパンチの風圧を利用してDISCを装填させたエンポリオは、ウェザーの能力を発現させます。
エンポリオが選択したのは、部屋という密閉空間における「純度100%の酸素」の充填でした。時を加速させているプッチ神父は通常の人間の何倍もの速度で猛毒である純酸素を肺に取り込んでしまい、全身の組織が崩壊して行動不能に陥ります。最期に神父の頭部を叩き割ったのは、他ならぬウェザー・リポートの手でした。「自分の能力を徐倫たちに役立ててほしい」というウェザーの祈りが、巡り巡って神父の野望を完全に打ち砕いた瞬間でした。