神津島へ向かう航路の主軸となるのが、東京・竹芝客船ターミナルから出航する東海汽船の2大航路です。旅のスタイルに合わせて神津島大型客船さるびあ丸と高速ジェット船セブンアイランドの特性を見極めることが、計画の第一歩となります。
2026年に就航した3代目「さるびあ丸」は、夜間に東京を出発して翌朝に神津島へ到着する夜行フェリーです。東京湾の美しい夜景をデッキから眺めながら眠りにつき、目覚めれば伊豆諸島の大海原が広がる優雅な船旅が魅力。船内にはレストランや展望ラウンジ、シャワールームが完備されており、揺れを軽減するフィンスタビライザー(減揺装置)の搭載によって快適性が大幅に向上しています。
一方、ボーイング社が開発したジェットフォイルを採用する「高速ジェット船セブンアイランド(愛・友・大漁・結)」は、海面から船体を浮かせて航行するため、波の影響をほとんど受けずに時速約80km(約43ノット)で海上を疾走します。東京から神津島まで最短約3時間20分〜4時間で直行でき、船酔いが心配な方や、日中の限られた時間でスピーディーに現地入りしたい旅行者に最適です。
さらに、静岡方面からのアプローチとして注目したいのが熱海発神津島高速船です。熱海港から神津島までは約1時間55分という短時間で結ばれており、神奈川・静岡エリアにお住まいの方や、新幹線を活用して移動時間を短縮したい関西・中京圏の旅行者から強い支持を得ています。