2026年現在、JICに突きつけられている最大の課題は「買収した巨額資産のエグジット(出口戦略)と産業統合の実効性」です。
非上場化したJSRを皮切りに、同業他社との事業統合やノンコア事業の切り離しがどこまでスピード感を持って実行できるか。市場からは「単に公的資金で買い取っただけで終わるのではないか」という懐疑的な視線も常に注がれています。
再編によって企業価値を高め、数年後に再上場(IPO)させるか、あるいは戦略的パートナーへ売却して投下資本を回収・国庫へ還元できるか否か。JICの成否は、そのまま日本の産業競争力が再生できるかどうかの試金石となります。