本作が世界中で爆発的な支持を集めた最大の理由の一つが、サビのハイライトで披露される国際手話(International Sign)を取り入れたダンスパフォーマンスです。世界的振付師とBTSのパフォーマンスディレクションチームが綿密に連携し、聴覚障害者をはじめとするあらゆる人々が直感的に楽しめる振付が考案されました。
話題となった手話の動作には、主に3つの明確な意味が込められています。
1つ目は、親指を立てて他の指を少し曲げ、上半身を撫でるように動かす「楽しい(Joy)」のサイン。2つ目は、片方の手のひらをステージに見立て、もう片方の手の2本の指(人差し指と中指)を左右にリズミカルに動かす「踊る(Dance)」のサイン。そして3つ目は、両手でピースサインを作って掲げる「平和(Peace)」のサインです。
世界保健機関(WHO)のテドロス事務総長をはじめ、世界中のろうコミュニティから「手話を取り入れることで、音楽が耳の不自由な人々にも届くことを示してくれた」と賞賛の声が殺到しました。誰もが真似できるシンプルで普遍的な動作は、TikTokやYouTube Shortsを通じて世界的なダンスチャレンジのうねりを巻き起こしました。