どんなペットブームにも影はつきまとう。ハスキーに似た犬たちの多くは、非常に活発で、1日に必要な運動量が膨大だ。特にポンスキーなどのミックス犬は、「小さくて可愛いハスキー」を期待して飼い始めたものの、成長するにつれてハスキー並みの体力と声量を発揮し、飼い主が音を上げてしまうケースが後を絶たない。
ドッグトレーナーの一人はこう警鐘を鳴らす。「SNSで見せる可愛い15秒の動画の裏には、毎日のブラッシング、抜け毛との戦い、そして長時間の散歩があります。見た目のクールさだけで選ぶと、お互いにとって不幸な結果になりかねません」。ブームの裏側で、飼育放棄された北欧系犬種が保護シェルターに持ち込まれる事例も微増しており、業界全体での啓発活動が急務となっている。