はるかとみちるの存在は、後続のアニメーションや漫画表現に決定的な影響を与えた。『少女革命ウテナ』をはじめとする90年代末のアニメ作品から、現代の最新Webtoonやハリウッドの3DCG作品に至るまで、「対等で自立した女性同士の強い絆」を描く際の原点として機能し続けている。
彼女たちは決して「男性の視線に応えるための記号」として描かれていなかった。自分たちの意思でドレスを選び、自分たちの意思でタキシードを纏う。性別のステレオタイプを軽々と飛び越え、自己の美学に殉ずるその生き様は、現代のジェンダーレスな感性やフェミニズムの議論とも深く共鳴している。