時には「ワイドショー的アプローチ」に対する批判や、ネット上の厳しい意見に晒されることもある。だが、彼はそうした雑音に動じることはない。全国各地のJNN系列局のネットワークが拾い上げる生の取材情報と連携し、事実に基づいた情報を淡々と、かつ分かりやすく提示することに愚直なまでに集中する。
対立する意見が存在するテーマでも、特定の立場に偏りすぎず、グラデーションのある議論をスタジオ内に生み出す。専門家のコメントを噛み砕き、視聴者が「自分事」として考えられるように誘導する技術。感情論に流されがちな情報番組の枠組みの中で、一定の客観性を保ち続ける矜持こそが、彼の真骨頂である。