エアコンの内部クリーンとは?カビ予防効果から電気代の真相まで解明

エアコンの内部クリーンとは?カビ予防効果から電気代の真相まで解明

エアコンの内部クリーンとは?カビ予防効果から電気代の真相まで解明に関する疑問や疑問点をわかりやすくまとめました。要点を確実におさえることができます。

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まず正しく認識すべきは、内部クリーンが「部屋の掃除機のような清掃機能」ではない点だ。多くの人がエアコン内部クリーンとフィルター掃除の違いを混同している。市販の高級モデルに搭載されている「自動お掃除機能」は、前面パネルの裏にあるエアフィルターのホコリを物理的なブラシで掻き取る仕組みを指す。対して内部クリーンは、エアコンの心臓部である熱交換器の加熱乾燥と送風によって内部の水分をゼロにする「乾燥殺菌プログラム」に過ぎない。

冷房や除湿運転を行っている最中、エアコン内部の熱交換器(アルミフィン)は氷水を入れたグラスと同じ状態になっている。室内の湿気を含んだ空気が急冷されることで、大量の結露水が発生し、普段はドレンホースを通じて屋外へ排出されている。しかし、運転を停止させた瞬間、エアコン内部にはコップ1杯分(約100〜200ml)もの水分が残されたままになる。

カビ菌が爆発的に増殖する条件は「湿度70%以上」「温度20〜30℃」「ホコリなどの栄養源」の3つが揃った環境だ。冷房を切った直後のエアコン内部は、この条件が完璧に揃う。そこで、あえて微弱な暖房運転や送風を稼働させ、アルミフィンやシロッコファンに付着した結露を完全に乾かし切る。これこそが、内部クリーン機能が果たす唯一にして最大の役割である。

小林 直樹
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小林 直樹

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。