この流れにいち早く反応したのが製菓産業である。主要メーカーは、単なる娯楽品としてのお菓子から、機能性を備えた「ビジネス・学習サポートフード」への転換を急ぐ。
江崎グリコは、メンタルバランスをサポートするGABA(ギャバ)含有チョコレートや高純度ブドウ糖商品を展開し、受験生や学習者の集中力向上を後押しする。一方、カルビーも手に粉がつきにくく音が出にくい小袋タイプのナッツやドライフルーツを拡充。教室や図書館でも周囲を気にせず摂取できるプロダクト設計に注力している。単なる嗜好品ではなく、勉強の効率を高めるツールとしての需要を的確に捉えた戦略が功を奏している。