パエリア発祥の地であるスペイン・バレンシア地方の伝統的な味を日本へそのまま届ける「ミゲルフアニ」。その代名詞ともいえるのが、パコ・ロドリゲス氏が世界大会で栄冠を手にしたバレンシア風パエリア(Paella Valenciana)です。
日本で一般的な魚介パエリアとは異なり、本場バレンシアの伝統スタイルは「山の幸」が主役。ウサギ肉や鶏肉、モロッコインゲン、白インゲン豆をふんだんに使い、ローズマリーの爽やかな香りとカタツムリ(エスカルゴ)のエキスが溶け込んだ濃厚なスープでお米を炊き上げます。具材の旨味を一粒一粒が余すところなく吸い込んだその味わいは、一度食べるとこれまでのパエリア観が覆るほどの力強さを持っています。
特筆すべきは、鍋肌に薄く広げられたお米に生まれる香ばしいおこげ「ソカラ(Socarrat)」の存在です。現地の職人技そのままに、絶妙な火加減で焼き付けられたソカラをスプーンでこそげ落としながら食べるのがミゲルフアニ流の醍醐味。新宿にいながらにして、地中海の風土と情熱を五感で堪能できます。