なぜこれほどまでに多くの人々が白井市民プールの廃止を惜しみ、今なお検索し続けているのでしょうか。その背景には、他の公営プールを凌駕していた卓越したアトラクション性と、かつての熱烈なユーザー体験が存在します。
本施設最大の目玉は、全長約150メートルの白井市民プール流れるプールと、高低差のある本格的な白井市民プールスライダーでした。多くの自治体が管理リスクを嫌って単調な25メートルプールや浅い幼児用プールしか設置しない中、白井市民プールは民間のレジャープールに匹敵するエンターテインメント性を備えていたのです。
当時の白井市民プール混雑と口コミ評判を過去ログや地域コミュニティの証言から振り返ると、以下のようなリアルな実態が浮かび上がります。
「開場前の午前8時半には、神々廻の運動公園駐車場を取り囲むように長い行列ができていた。サンシェードやポップアップテントを持ち込む家族連れで芝生エリアは瞬く間に埋め尽くされ、スライダーは常に20〜30分待ち。それでも、大手レジャーランドなら家族4人で1万円以上飛ぶところを、2,000円札でお釣りが来るレベルで丸一日遊べた。あの圧倒的な満足感は他では絶対に替えられない」(白井市在住・40代男性の回想)
ネット上の口コミでも「水質管理がしっかりしていて安心」「市外からでも通う価値があった」「監視員の目が行き届いており、子どもを安全に遊ばせられた」と絶賛の嵐でした。市民のみならず、隣接する印西市、八千代市、船橋市、柏市など広域から利用者が押し寄せ、ピーク時には1シーズンで10万人前後の入場者数を記録していた時期もありました。この「濃密な夏の思い出」が、今なお閉園を受け止めきれない住民の心理的ハードルとなっているのです。