南区の朝を象徴するメニューといえば、やはり小倉トーストである。しかし現在のトレンドは、従来の「バター+小倉あん」というシンプルな構図にとどまらない。
マスカルポーネチーズと自家製餡をあわせた濃厚な味わいや、地元の和菓子店とタッグを組んだ季節限定の餡など、多様な進化系メニューが誕生している。こうした本格派の喫茶店グルメを目当てに、休日には県外ナンバーの車も目立つようになった。写真映えを狙ったビジュアル重視のメニューだけでなく、コーヒー豆の焙煎段階からこだわる本格派の店舗が増えている点も、近年の大きな特徴と言える。