SNSや動画配信を開けば、毎日新しいスイング理論がタイムラインを埋め尽くす。「ハンドファースト」「シャローイング」「掌屈」。魅力的なキーワードだけが独り歩きし、それを無理やり自分のスイングへ移植しようとして腰や手首を痛めるアマチュアが後を絶たない。
関節の柔軟性や筋力は人によって千差万別だ。ツアープロの形だけを切り取って真似ても、身体に過度な負荷がかかれば怪我のリスクを高めるだけに終わる。自分の身体が本来持っている可動域を知り、無理のない連鎖運動を構築すること。流行の形を追うのではなく、動きのメカニズムを理解することが、長年悩まされてきたスライスや飛距離不足を根本から解決する近道だ。