この大胆な事業の背後には、東京電力グループトップ層による強力なリーダーシップが存在する。東京電力ホールディングス代表執行役社長の小早川智明氏と、取締役会長を務める小林喜光氏による経営改革が、豊洲での挑戦を後押しした。
東日本大震災以降の多大な試練を乗り越え、単なる電力切り売りから「高付加価値型エネルギーソリューション企業」への脱皮を図る二人。小早川智明氏の現場叩き上げによる実行力と、小林喜光氏の化学・経済界で培われた先見性が融合し、電力・エネルギー産業の地平を広げている。連日報じられる経済ニュースでも、同グループの構造改革の試みは常に注目の的だ。