ざびえるを購入する際、誰もが直面するのが「金」と「銀」の個包装の存在です。詰め合わせ箱を開けると必ず2種類が入っていますが、この2つの違いを正確に把握している方は意外と多くありません。最大の違いは、内部に包まれた「餡(あん)の仕立て」にあります。
「銀」のざびえるは、白インゲン豆(手亡豆)を丁寧に炊き上げた純白餡を包んだ王道のプレーンタイプです。皮に使用されている純良バターとミルクのコクがストレートに感じられ、しっとりとした白餡の上品な甘みが口いっぱいに広がります。和菓子の繊細さと洋菓子のまろやかさが見事に調和しており、小さな子どもから高齢者まで世代を選ばず好まれる味わいです。
一方の「金」のざびえるは、白餡の中に細かく刻んだ「ラム酒漬けレーズン」を練り込んだ大人の仕立てになっています。口に含んだ瞬間に鼻腔をくすぐるラム酒の高貴な香りと、レーズンの微かな酸味が白餡の甘味を引き締め、ビスケット生地のリッチなバター感と見事なマリアージュを生み出します。珈琲や紅茶はもちろんのこと、ウイスキーやブランデー、赤ワインといった洋酒のペアリングにも抜群の相性を誇ります。
原材料表示を見ても明らかなように、現代の量産型スイーツにありがちな過剰な保存料や増粘多糖類に頼ることなく、伝統的な製法を守り続けています。1個あたり約100kcalと計算しやすく、小腹が空いた際の上質なティータイムの供として計算し尽くされたサイズ感です。