当時、布袋寅泰の傍らには妻であり、自らも実力派シンガーとして活躍していた山下久美子の存在があった。山下と今井美樹はプライベートでも親交が深く、互いの自宅を行き来するほどの仲だったとされる。それだけに、布袋と山下の夫婦関係が冷え込み、1997年に正式な離婚が成立した際、その原因が今井との関係にあるという見方が一気に広まった。
山下の苦悩や切実な胸中が後に自伝などで明かされると、世間の批判の矛先は一斉に今井へと向けられた。親友の夫を略奪したという強い負のイメージが定着し、テレビや雑誌での露出が増えるたびにバッシングの声が高まる事態となった。そして離婚成立からわずか約2年後の1999年、二人が入籍を発表したことで、騒動は絶頂を迎えたのである。