SNSや動画プラットフォームでは、過激な罰ゲーム感覚の投稿から本格的なジビエ料理としての発信まで、様々な情報が飛び交っています。カミキリムシ昆虫食ネットの反応を精査すると、そこには「視覚的嫌悪感」と「味覚的感動」の極端な二面性が観察されます。
X(旧Twitter)やYouTubeの食レポ検証では、以下のような声が代表的です。
- 「見た目は完全に巨大なウジ虫のようで箸が進まなかったが、恐る恐る口に入れたらナッツバターそのもので脳がバグった」
- 「薪割り中に偶然出てきたテッポウムシを塩焼きにした。皮がプチッと弾けたあとの甘い脂は、正直そこらの高級肉より美味い」
- 「成虫を揚げて食べてみたが、口の中にトゲが刺さり、甲殻の破片が喉に残って酷い目に遭った。食べるなら絶対に幼虫一択」
現場で採取に関わる林業関係者や柑橘農家への聞き取り調査でも、「幼虫を焚き火で炙って食べるのは冬の伐採作業のひそかな楽しみだった」と語るベテランが存在します。一方で、日常的に食べるわけではない理由として、「木を1本倒して数匹しか捕れない希少性」と「採取後の劣化の早さ」が挙げられます。市場に安定流通しないのは、養殖技術が確立されておらず、天然木の伐採に依存しているためです。