ロック・リーの歴史を語る上で絶対に外せないのが、中忍試験本戦進出を懸けた我愛羅(ガアラ)戦です。砂を自在に操り、一度も傷を負ったことがない砂隠れの怪物・我愛羅に対し、リーの攻撃は絶対防御の前にことごとく阻まれます。
万策尽きたかに見えたその瞬間、欄干に立ったリーにガイが告げた「外せ!」の一言。リーが両足のレッグウォーマーから取り出したのは、普段の修行で身に着けていた分厚い「脚の重り」でした。我愛羅が冷笑する中、リーが手を離した重りは、闘技場の床を大爆発のように粉砕・陥没させます。この重りを外すシーンは、アニメ史に刻まれる屈指のカタルシスとして今も語り草です。
リミッターを解除したリーは、目にも留まらぬ超高速移動で我愛羅の砂の防御を完全に置き去りにし、連撃を叩き込みます。さらに、肉体のリミッターを強制的に解除する禁術「八門遁甲(はちもんとんこう)」を発動。命を削りながら生門、傷門、杜門と次々に解放し、超連続体術「裏蓮華」を繰り出す姿は、観る者すべての鳥肌を立たせました。このアニメ第48話・第49話の神作画と圧倒的なスピード感は、国内外の視聴者に強烈な衝撃を与えました。