現在の三浦祐太朗さんを語るうえで欠かせないのが、高い評価を集めるカバーアルバムの存在です。2017年にリリースした母・山口百恵さんのカバー集『I'm HOME』はロングヒットを記録し、第59回日本レコード大賞「企画賞」を受賞しました。
「母の曲を歌う」という大きな決断の背景には、スタッフからの熱心な提案と、母本人からの「私の曲でよければ喜んで」という後押しがありました。『いい日旅立ち』や『秋桜』『さよならの向う側』といった名曲たちを、敬意を込めつつ男性ボーカルならではの柔らかな哀愁をまとわせて歌い上げたことで、往年のファンから若いリスナーまで幅広い支持を獲得しています。
三浦祐太朗さんの歌唱力に対する評判は業界内でも高く、正確なピッチと繊細な感情表現、そして力強いロングトーンが大きな武器です。現在もアコースティック編成からフルバンドまで多彩な形式で全国ホールツアーやライブ活動を精力的に展開しており、生歌の圧倒的な説得力で観客を魅了し続けています。