マティーニのカクテル言葉とは?「トゲのある美しさ」の意味と大人の嗜み方

マティーニのカクテル言葉とは?「トゲのある美しさ」の意味と大人の嗜み方

マティーニのカクテル言葉とは?「トゲのある美しさ」の意味と大人の嗜み方についての真相をご紹介します。

マティーニのルーツには諸説ありますが、19世紀半ばのアメリカで生まれた「マルチネス・カクテル(Martinez)」が原型という説や、イタリアの老舗酒造メーカー「マルティーニ・エ・ロッシ社」のベルモットが使われていたからという説が有力です。

誕生当初のマティーニは、甘口のスイート・ベルモットやオールドトム・ジンを使い、甘みのあるフルーティーなカクテルでした。しかし、時代の移り変わりとともに辛口(ドライ)を好む嗜好が強まり、ロンドン・ドライ・ジンと辛口のドライ・ベルモットを組み合わせる「ドライ・マティーニ」へと進化を遂げます。

かつては「ジンとベルモットを 3:1 や 4:1」で合わせるのが定番でしたが、20世紀半ばにはより辛口を求めるブームが加速。イギリスの名宰相ウィンストン・チャーチルは「ベルモットのボトルを眺めながらジンを飲んだ」、映画監督のルイス・ブニュエルは「ベルモットのボトルに太陽光線を通過させてジンに当てた」といった極端な辛口エピソードが残るほど、マティーニは時代を超えて男たち・女たちを虜にしてきました。

前田 葵
Author

前田 葵

マーケティングと消費者心理のトレンドを分析し、現代のヒット商品の背景を読み解きます。