ホーム・アローン2にトランプが出演した裏の真相とカット騒動の全貌

ホーム・アローン2にトランプが出演した裏の真相とカット騒動の全貌

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映画『ホーム・アローン2』でドナルド・トランプ氏が出演を果たした最大の背景には、当時彼が所有していたニューヨーク屈指の名門「プラザホテル」の存在があります。トランプ氏は1988年、セントラルパーク南端に位置するこの歴史的建造物を約4億700万ドルという巨額の資金を投じて買収しました。自身の富と権力の象徴としてプラザホテルを位置づけていた彼にとって、そこは単なる不動産ではなく、自己のパブリックイメージを増幅させる最高のステージだったのです。

1992年、前作の世界的大ヒットを受けて続編の撮影に臨んでいたクリス・コロンバス監督と制作陣は、ニューヨークの華やかさと孤独を象徴するロケーションとして、プラザホテルのロビーでのロケ撮影を熱望しました。制作会社は通常の規定通り、高額なロケーション使用料を支払う交渉を進めていました。しかし、そこでオーナーであるトランプ氏から突きつけられたのは、前代未聞の裏条件でした。

米メディアのロングインタビューにおいて、クリス・コロンバス監督は当時の緊迫した舞台裏を次のように証言しています。「私たちはロケ費用を全額支払う契約を結びました。しかし彼は最後にこう言い放ったのです。『プラザホテルを使わせる唯一の条件は、私自身を映画に出演させることだ』と」。制作陣にとってロケ地を変更する余裕はなく、監督はその強硬な要求を呑まざるを得ませんでした。いわば、巨大な資本力とロケーション権力を盾に取った「強引なバーター取引」こそが、トランプ氏が登場した真の理由だったのです。

一方で、この監督の証言に対してトランプ氏本人も沈黙を守ってはいません。自身のSNS(Truth Social)などにおいて「制作側は映画の宣伝効果を狙って私に出演を懇願してきたのだ。私は多忙を極めていたが、彼らの熱意に応えて快諾した。私の出演こそが映画をさらに大ヒットさせたのだ」と真っ向から反論を展開しています。両者の主張は食い違っているものの、プラザホテルのオーナーシップとトランプ氏特有の自己顕示欲が、映画史に残るカメオ出演の引き金となった事実に疑いの余地はありません。

斉藤 蓮
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斉藤 蓮

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。