近年のロサンゼルス渡航において、旅行者の目的の過半数を占めるのがドジャースタジアムでのメジャーリーグ観戦です。現地取材班が目にしたのは、スタジアムを埋め尽くす青いユニフォームと、日本語が飛び交う熱狂的なスタンドの光景でした。しかし、このドリームトリップを成功させるためには、独自の観戦作戦が不可欠です。
現在、スタジアム観戦を果たすルートは主に2つあります。1つは個人手配による公式リセール(SeatGeekやStubHubなど)やアクティビティ予約サイトの活用、もう1つは日系旅行会社が催行するロサンゼルスドジャース観戦ツアーの利用です。個人手配は席種をピンポイントで選べる利点がありますが、スタジアム周辺のすさまじい渋滞と帰りの足の確保が極めて大きな障壁となります。
ドジャースタジアムはダウンタウン北部の丘陵地帯(チャベス・ラビーン)に位置しており、試合終了後は5万人規模の観衆が一斉に退出します。タクシーやUberを呼ぼうとしても、配車エリアは大混乱に陥り、サージプライス(需要過多による割増料金)で普段の3〜4倍、1乗車で100ドルを超えることも珍しくありません。個人で行く場合、ダウンタウンのユニオン駅から出ている無料シャトルバス「ドジャー・スタジアム・エクスプレス(Dodger Stadium Express)」を活用するのが定番ですが、復路のバス待ちは長蛇の列となります。夜間の安全確保や移動のストレスを完全に排除したいビギナー層には、往復送迎が含まれるオプショナルツアーやパッケージツアーが圧倒的に推奨されます。