Q1:時間が経ってカチカチに硬化してしまった古いシール跡でも、ハンドクリームで落ちますか?
A1:完全に石化した粘着剤には、油分の浸透に時間がかかります。まずはドライヤーで30秒ほど温めて樹脂を柔軟化させた上でハンドクリームを厚塗りし、ラップを貼って15〜20分ほど長めに浸透させてください。それでも落ちない硬質化した糊には、無水エタノールを染み込ませた脱脂綿をしばらく当ててふやかす方法が効果的です。
Q2:アルコール除菌スプレー(手指消毒用)は無水エタノールの代用になりますか?
A2:軽いベタつきであれば一定の効果はありますが、完全な代用には適しません。一般的な手指消毒用アルコールには約20〜30%の水分や保湿剤(グリセリン等)が含まれているため、粘着剤の溶解能力が無水エタノール(純度99.5%以上)に比べて大幅に落ちます。また、水分が下地に残ることでシミやサビを招く原因にもなります。
Q3:洋服や布製品に誤ってシールを貼ってしまい、糊が繊維に残った場合の対処法は?
A3:布製品にハンドクリームや油を使うと油ジミになるため厳禁です。消毒用アルコールまたは無水エタノールを歯ブラシに少量つけ、裏にあて布をした状態で表からトントンと叩き、糊をあて布に移し取ってください。その後、通常通り洗濯機で洗えば綺麗に落ちます。ただし、アセテートやレーヨンなどのデリケート素材は色落ちの恐れがあるためクリーニング店へ相談してください。