この市場を牽引してきた二大巨頭の動向は見逃せない。競技シーンで絶大な支持を集めるSteelSeriesの「Apex Pro」シリーズは、有機ELディスプレイを活用したリアルタイム設定変更の先駆者だ。SteelSeriesのCEOを務めるEhtisham Rabbaniが強調してきた「プレイヤーの反応速度を極限まで引き出すエコシステム」は、手元のディスプレイで感度調整を即座に視覚化するインターフェースによって具現化されている。
対するASUS ROGが放つ「ROG Azoth」シリーズは、自作キーボード愛好家をも唸らせる極上の打鍵感に、精細なOLEDスクリーンを融合させた。ガスケットマウントによる上質な打鍵フィーリングを損なうことなく、バッテリー残量やアニメーションGIF、マルチメディアコントロールを手元に美しく表示する。競技性を極限まで突き詰めたApex Proと、所有欲とカスタマイズ性を極めたROG Azoth。両者のアプローチの違いが、ユーザーの選択肢をより豊かにしている。