工業都市のイメージが先行しがちですが、四日市市には全国からファンが訪れる観光資源が豊富に存在します。
代表格が「四日市コンビナート夜景」です。伊勢湾岸に広がる重化学プラントが放つ無数の光は、まるでSF映画の近未来都市のような幻想的な美しさを誇ります。四日市港ポートビル展望展示室「うみてらす14」からのパノラマビューや、海上から間近に迫る「夜景クルーズ船」は、日本屈指の工場夜景スポットとして予約が殺到しています。
伝統産業では、約300年の歴史を誇る四日市萬古焼(ばんこやき)が有名です。耐熱性に優れた萬古焼の土鍋は国内シェアの約7割〜8割を占めており、紫泥の急須はお茶の旨味を引き出す名品として国内外の愛好家を惹きつけています。
グルメの筆頭は、スタミナ満点の四日市名物とんてきです。分厚い豚ロース肉に切れ目を入れ、グローブ状に焼き上げた肉をニンニクが効いた濃厚な特製ウスターソースで絡めるご当地料理。千切りキャベツとともに豪快に頬張るスタイルは、市民のソウルフードとして定着しています。