当取材班は、都内でマッチングアプリを利用する20代〜30代の男女複数名に直接取材を敢行しました。画面の向こう側にいる生身の人間が、送られてきたメッセージ付きいいねをどのように受け止めているのか、リアルな証言から浮き彫りになったのは「文面による極端な二極化」です。
都内のIT企業に勤務する女性(28歳)は、取材に対して次のように胸の内を明かしました。
「いいねがたくさん届くと、正直全員のプロフィールを細かく読む時間は取れません。でも、メッセージ付きで届くと『あ、わざわざ書いてくれたんだ』と通知画面で指が止まります。特に『写真の〇〇カフェ、私も好きで行きます』とか、私のサブ写真や自己紹介文に触れてくれていると、誠実な人だなと感じてマッチングボタンを押しますね」
一方で、同じく都内勤務の金融関係女性(26歳)からは、背筋が凍るような実態も語られました。
「たまに『めちゃくちゃタイプです!一目惚れしました!結婚前提で仲良くしてください!』みたいな、長文のポエムや熱烈すぎるアピールが届くんですが、会ったこともない人から重すぎる熱量をぶつけられると正直怖いです。相手との温度差を無視したメッセージは、ポイントを使っていても即座に左スワイプ(スキップ)かブロック対象になります」
ネット上の掲示板やSNSの口コミを精査しても、「メッセージ付きいいねのおかげでタイプの女性と交際に至った」という成功談がある半面、「ポイントを課金して20人に送ったのに1通もマッチングせず爆死した」という怨嗟の声が渦巻いています。この明暗を分ける境界線は一体どこにあるのでしょうか。