以前放送されたNHKスペシャルの人体シリーズでも大々的に取り上げられ、お茶の間に衝撃を与えたのが「ナチュラルキラー細胞(NK細胞)」の存在だ。
NK細胞は、体内に侵入したウイルス感染細胞や異常細胞を発見次第、即座に攻撃・排除する免疫系の「特殊部隊」である。特定の乳酸菌が小腸のパイエル板に存在する樹状細胞を刺激すると、インターフェロンなどのシグナル物質が放出され、不活性状態だったNK細胞が爆発的に活性化する。この迅速な初期応答こそが、風邪症候群のウイルス増殖を未然に食い止めるシークレットメカニズムなのだ。