現代のエンターテインメント界において、指が6本ある特徴を隠すことなく堂々と活動し、自らのアイデンティティとして昇華させているスターが存在します。
インド映画界(ボリウッド)を代表する世界的スーパースターのリティク・ローシャン(Hrithik Roshan)は、右手の親指が二股に分かれた多指症であることを公表しています。映画『WAR ウォー』や『クリッシュ』などのアクション大作でもその手元ははっきりと映し出されており、ファンや現地メディアからも「神から授かった幸運の印」「彼の類まれな魅力の一部」として熱狂的に受け入れられています。ローシャン自身も過去のインタビューで「人と違う部分は恥じるべき欠点ではなく、自らを唯一無二にする個性だ」と語り、あえて切除手術を受けずにキャリアを築き上げてきました。
映画『007 慰めの報酬』でボンドガールを務めたイギリスの実力派女優ジェマ・アータートン(Gemma Arterton)も、生まれつき両手に6本ずつの指(小指側の多指症)を持っていたことをオープンに語っている一人です。英BBCのトーク番組『ジョナサン・ロス・ショー』に出演した際、彼女は次のように告白して会場を沸かせました。
「私は両手に6本ずつ指を持って生まれたの。小指の隣に小さな指があって、骨は通っていなかったわ。赤ちゃんの頃に簡単な処置で切除したから、今は小さな傷跡が残っているだけ。でも、祖父や父にも同じ特徴があったから、家族の絆を感じるちょっとした誇りなの」
メジャーリーグ(MLB)で通算129セーブを挙げた元プロ野球投手アントニオ・アルフォンセカ(Antonio Alfonseca)も有名です。彼は両手両足のすべてに完全な形の6本指を持ち、「エル・プルポ(El Pulpo=タコ)」の愛称でファンから親しまれました。彼の親指の横にある6本目の指は投球時のボールの回転やグリップに全く悪影響を及ぼさず、トップアスリートとして大活躍を収めました。