国内の映画興行シーンは、世界的な賞レースを制した『ゴジラ-1.0』の快挙以降、アトラクション型鑑賞スタイルの需要がかつてないほど高まっている。映画館は単に作品を観る場所から、空間全体を楽しむ体験型のエンターテインメント施設へと進化を遂げた。
TOHOシネマズ株式会社をはじめとする大手興行会社にとっても、コンセッション(売店)でのフード&ドリンク販売は劇場経営を支える重要な収益源だ。単に映画を観るだけでなく、五感すべてで作品世界に没頭するためにポップコーンを購入する文化は、劇場の賑わいを生み出す不可不可欠な要素として定着している。