ふたりの出会いは、結婚から遡ること十数年前に始まります。サッカー関係の共通の知人を通じて知り合い、当初は男女を意識しない良き友人同士として交流が続いていました。澤穂希さんが現役選手として世界最高峰の重圧と戦っていた時期も、辻上氏はサッカーを深く理解する友人として、付かず離れずの距離感で相談に乗っていたと語られています。
関係性が大きく動いたのは2014年末頃でした。長年の信頼関係の中で、お互いの価値観や人間性を知り尽くしていたふたりは、自然な流れで交際をスタートさせました。長年友人だったからこそ取り繕う必要がなく、出会ってすぐに「この人と生涯を共にしたい」と確信に至ったといいます。
そして2015年8月8日に婚姻届を提出。澤穂希さんは会見で「私のことを一番に理解し、どんなときでも味方でいてくれる存在」と辻上氏を紹介し、満面の笑みを見せました。同年12月、澤穂希さんは現役引退を発表。選手生活の集大成を見届けた夫との新たな門出は、日本中から祝福を受けました。