歴史ファンやライフスタイルにこだわる旅人を惹きつけるのが、内陸エリアの城下町だ。米沢藩上杉家の城下町として栄えた米沢では、名物の米沢牛を堪能するだけでなく、伝統の米沢織や笹野一刀彫といったクラフトマンシップに触れる旅が注目されている。
将棋駒の生産量日本一を誇る天童市では、伝統工芸士の手仕事を見学できる工房ショップや、モダンなインテリアに将棋駒の意匠を取り入れたセレクトショップが感度の高い層を刺激している。古くからの手仕事が現代の暮らしと響き合う様子は、山形という土地が持つ文化的な層の厚さを物語っている。