「ツバルがすでに使われてしまった後、もう1カ国出して相手を驚かせたい」――そんな探求心から浮上する“2カ国目の候補”について、公的な国際情報をもとにその信憑性を徹底検証しました。結論から言えば、これらはすべて「かつて存在した未承認国」「特定言語での発音」「首都・自治領」のいずれかであり、国際法上の現存独立国ではありません。
ネット上の掲示板等で「2カ国目がある」と豪語する主張の多くは、アフリカのチャド共和国をフランス語読みした「ツァド」を持ち出しているケースが目立ちます。しかし、日本語のしりとりにおいて「フランス語読みならOK」という独自ルールを認め始めると、ドイツを「ドイッチュラント」、英国を「ユナイテッド・キングダム」と呼ぶことになり、ゲームの前提が崩壊してしまいます。
また、歴史好きの間で言及される「ツワナランド」は、かつて白人政権下の南アフリカが黒人を隔離するために設置した傀儡国家群(ホームランド)の管区であり、国際連合も日本を含む各国も独立国として承認した歴史はありません。さらに1994年のアパルトヘイト撤廃に伴い消滅しています。したがって、公式なテーブルゲームや厳密なしりとりにおいて「現存する第2の国」は存在しないと断じるのが正確な事実関係です。