着信履歴に残った見覚えのない番号。「重要な要件かもしれない」と不安になり、そのまま折り返し電話をかけてしまう人が後を絶たない。しかし、これこそが詐欺グループの仕掛けた最大の罠である場合が多い。
特に注意が必要なのが、「+881」や「+870」などの衛星電話番号や、特定国への国際ワンギリだ。折り返し電話をかけるだけで、数十秒ごとに数百円から数千円という高額な国際通話料金が発生し、その一部が犯罪組織の資金源として還流する仕組み(国際接続料搾取)が構築されている。また、かけ直すことで「恐怖心から自ら連絡してくるカモ」として認識され、より直接的な脅迫や詐欺ターゲットに指定される危険性が跳ね上がる。