辟易の本当の意味とは?語源やビジネスでの使い方・類語まで徹底解説

辟易の本当の意味とは?語源やビジネスでの使い方・類語まで徹底解説

辟易の本当の意味とは?語源やビジネスでの使い方・類語まで徹底解説とは一体何なのか? 主要なファクトを整理してお届けします。

「辟易」は正しく「へきえき」と読みます。「壁」と似た字形を持つため「へきい」「かべえき」などと誤読されやすい漢字ですが、公私を問わず正しく読めるようにしておくべき基礎教養のひとつです。

三省堂国語辞典や広辞苑などの主要辞書において、辟易には大きく分けて次の2つの意味が定義されています。

① ひどく迷惑して嫌気が差すこと。うんざりすること。
現在、世間一般で使われている辟易のほとんどがこの意味です。「連日の猛暑に辟易する」「長時間の堂々巡りの会議に辟易した」といったように、執拗に続く不快な状況や過度な負担に対して、心底嫌気が差して逃げ出したい感情を表します。

② 相手の勢いや気迫に圧倒され、たじろぐこと。後ずさりすること。恐れ入ること。
これが辟易の本来の原義です。相手の気迫や優れた能力、あるいは迫力に気圧されて一歩引いてしまう身体的・心理的な後退を意味します。「名優の迫真の演技に辟易した」「論理的な反論の前にぐうの音も出ず辟易する」といった文脈で用いられます。

現代の日常会話では①の「うんざりする」意味ばかりがクローズアップされがちですが、②の「気圧されてたじろぐ」というニュアンスを理解しておくと、文学作品や格調高い論説文を読む際の解像度が一段と高まります。

小林 直樹
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小林 直樹

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。