リスキリングや教養の学び直しとして世界遺産検定に挑戦する社会人が増えています。しかし、生半可な気持ちで挑むと分厚い公式テキストの量に圧倒され、挫折するリスクも小さくありません。編集部が提示する判断基準は以下の通りです。
◎ 挑戦をおすすめできる人
- 歴史・地理・文化人類学の教養を体系的に学び直したい人:世界史と日本史を横断して世界の成り立ちを理解する最高の教材になります。
- 海外旅行や国内旅行の解像度を劇的に上げたい人:現地の建造物や自然景観の背景にあるストーリーを自力で読み解けるようになります。
- 隙間時間の自己管理が得意な人:移動時間や就寝前の30分を継続して学習に充てられる人は、独学でも確実に合格圏内へ到達できます。
▲ 慎重になるべき人
- 手軽に履歴書に書ける資格を短期間で欲しい人:1級は200時間以上の投下が必要です。就職や転職の即効性を求める場合、TOEICや簿記など業務直結の資格を優先すべきです。まずは2級からの段階的な受験を推奨します。
- 単純な暗記作業に強いストレスを感じる人:遺産名だけでなく、登録年、推薦基準、保護条約などの専門用語が大量に登場するため、知的好奇心が伴わないと苦行になりがちです。