俄のジュエリーを語る上で欠かせないのが、発祥の地である京都の文化と美意識だ。株式会社俄は、千年の歴史が育んだ造形美や自然の移ろいをジュエリーという小さなキャンバスに凝縮させている。
西洋のジュエリーが幾何学的かつ立体的な主張を前面に出すことが多いのに対し、俄のリングはどの角度から見ても美しく見える「360度の美」を追求している。指に装着したときの滑らかな着け心地、光を受けたときの静かな煌めき。細部にまで妥妥を許さない職人の手仕事が生み出す造形は、まさに日本の伝統工芸と現代デザインの融合と言える。流行に左右されない凛とした存在感こそが、感性を大切にする有名人を引きつけて離さない最大の理由なのだ。