どれほど華やかな演出があっても、ゲーム自体が面白く、かつ参入しやすく無ければ長続きはしない。本作が画期的だったのは、フェーダーやタップノーツを組み合わせた直感的なインターフェース設計だ。
初心者は数分のチュートリアルで「曲に合わせて画面を触る楽しさ」を即座に理解できる。一方で、高難易度譜面になれば複雑なマルチタップと素早いレーン移動が要求され、熟練者でも唸るような深い奥深さを発揮する。この「入り口は広く、奥行きはどこまでも深い」絶妙な難易度曲線こそが、一発屋で終わらせず長期間にわたるリピートプレイを生み出している理由だ。