ネット上の掲示板やSNSでは一部で「特急が止まらないから不便」「JRへの乗り換えが遠い」といった書き込みが見受けられますが、これらには現場の実態と乖離した誤解が含まれています。
第一に、「特急通過」に対する誤解です。西鉄天神大牟田線における急行と特急の所要時間差は、小郡〜天神間でわずか3〜4分程度に過ぎません。むしろ急行は停車駅が適度に設定されているため車内の混雑が平準化されやすく、着席チャンスが増えるという実質的なメリットがあります。朝のラッシュピーク時には急行が中心となって運行されるため、日常生活で特急通過によるデメリットを感じる場面は極めて限定的です。
第二に、「甘木鉄道への乗り換えは歩かされる」という俗説です。大都市の地下鉄と私鉄の乗り換えでは5〜10分以上歩くケースが珍しくありませんが、西鉄小郡駅と甘鉄小郡駅の間は実測で徒歩2分強です。デッキと歩道が整備されているため段差も少なく、信号待ちのロスもありません。ネットの断片的な情報だけで判断せず、実際の動線距離を把握することが肝要です。