1992年、映画初出演にして主演を務めた『ボディガード』で、ホイットニーは人気歌手レイチェル・マロン役を演じました。共演のケビン・コスナー(護衛官フランク役)が、当初予定されていた別の楽曲の代わりにドリー・パートンの名曲を強く推薦したことで、映画史に残るカバーが誕生しました。
ホイットニー・ヒューストンは、1985年のデビュー以来『Saving All My Love for You』『Greatest Love of All』など数々のメガヒットを連発し、「THE VOICE」と称される圧倒的な歌唱力でポップス界の頂点に君臨していました。映画のラストシーン、滑走路で飛行機を止め、フランクと熱い抱擁を交わしながら別れを告げる場面で流れる『I Will Always Love You』は、映画の切ない幕引きと完全にシンクロし、世界中の観客を涙させました。