実際にSNSやクリエイター向けプラットフォームにおいて、ファンは「ビザ」や「パスポート」をどのように受け止めているのでしょうか。界隈の現場で交わされているリアルな証言を検証します。
「同人誌の巻末やノベルティとして、架空の入国スタンプが押された擬人国パスポート風のノートを作ったことがある。作品の世界観に没入できる最高のファンアイテムだった」(20代・同人サークル主催者)
一方で、自衛意識の過熱に対する懸念の声も上がっています。「鍵付きアカウントの申請文に細かなマナーの暗記を求めるなど、いわゆる『ビザ発給』の審査基準が厳しすぎて、初心者が入るのを躊躇してしまう」(10代・二次創作ファン)
擬人国ビザネットの反応を多角的に分析すると、クリエイティブな小道具として楽しむ層がいる一方で、コミュニティの閉鎖性や排他性を象徴する言葉として警戒感を抱く層も存在することが浮き彫りになっています。