大会序盤からギャラリーを沸かせているのは、日米ツアーを代表する実力者たちの壮絶なスコアの伸ばし合いだ。初日からアンダーパーが続出する展開となったものの、勝敗の真の分かれ目は最終日のバックナイン、特に難度の高い上がり3ホールに潜んでいる。
現地での独占取材に応じたベテランのキャディは、「このコースは、僅かな風の読み違いやファーストバウンドの跳ね方一つで、簡単にボギーを叩く罠が仕掛けられている」と語る。バーディを奪う攻撃力はもちろん、ピンチの場面でいかにボギーを回避するかというリスク管理の精度こそが、過酷なツアーで勝者となるための絶対条件だ。